落ち着きのあるダークカラーの外観は、パッシブデザインを取り入れつつ、デザイン性にもこだわりました。

特筆すべきは、趣味のバイクを楽しめるインナーガレージです。

照明をつけていないと暗くてジメジメした印象になりがちなガレージは、ガレージ奥を吹抜けにし、窓を多めに取り入れることで、太陽の光を取り込めるように。

また、リビングとのつながりを持たせることで、よりおしゃれなガレージに仕上げています。

防音シアタールームは集中して映画を見たりゲームをしたり、大音量で楽しんで頂ける部屋に。

リビング床にはオークの無垢材を使用し、ヴィンテージ感と質感が心地よい空間に。

オーナーであるI様の趣味はバイクと映画鑑賞。そのため、ガレージとシアタールームを持つのが夢でした。

コンパクトな作りになりがちな平屋でも、間取りを工夫すれば快適なシアタールームを作ることも可能です。

室内を防音仕様にすることで、プライベート感の高いシアタールームを実現しました。

趣味に没頭できる空間はグレーを基調に落ち着けるデザインに仕上げました。

「パッシブデザイン」が気になります。とお施主様から。

ZEHや長期優良住宅は聞いたことがあるが、パッシブデザインは聞いたことが無かったらしく、説明させていただきました。

もともとZEHに興味があり、太陽光や省エネを調べていた事もあり、すぐにご理解頂きました。

しかし、敷地は真南を向いていない、間口の狭い敷地でしたので「太陽光」をどう取り込むか間取りに悩みました。

現地で何度か打ち合わせをし、日中も明るく、室内温度も快適を保てる「パッシブデザイン」を取り入れ、床下エアコンを採用しました。

趣味のバイクと映画を思う存分楽しめる家創りをと、素材や質感にもこだわり、ほぼ毎日SNSを使用し打ち合わせを行いました。

楽しい時間を共有し、アイデア溢れる一棟に仕上がりました。