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2025.05.26

あると便利なストレージルームのメリットやデメリットとは?

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住宅の図面などで「STR」という文字を見かけることが増えたと思います。
「STR」とはStorage Room(ストレージルーム)を略したものなのですが、一体どのような部屋を指すのでしょうか。
今回はストレージルームの意味や活用方法、メリット、デメリットをご紹介します。

ストレージルームとは?

ストレージルーム(Storage Room)とは、日本語で言うと「納戸」や「収納庫」のことを指します。

荷物を保管・収納するための専用のスペースです。

衣替えの衣類、ひな人形やクリスマスツリーなどの季節用品、スーツケース、アウトドア用品、掃除機や日用品のストックなど、普段使用しないものを収納することが多いです。

ストレージルームに適した設置場所は?

ストレージルームを効果的に活用するには、適切な設置場所や間取りの工夫がとても重要です。

以下に、おすすめの設置場所をまとめました。

ストレージルームのメリット・デメリットは?

ストレージルームを設置することには多くのメリットがありますが、いくつかの注意点やデメリットも存在します。メリットとデメリットをバランスよくご紹介します。

メリット

1. 生活空間のスッキリ化

ストレージルームに使用頻度の低い物を集約して収納することで、リビングや寝室を「見せる空間」として広く使えます。

たとえば、クリスマスツリーやスーツケースを普段の生活圏から遠ざけるだけでも、かなり開放感が生まれます。

2. 物の整理・管理がしやすくなる

収納場所を一カ所に集めることで、「どこに何があるか」が把握しやすくなり、探し物の時間が減ります。

ラベルや収納ボックスを使えば、より効率的な管理も可能です。

3. 災害備蓄や防災対策に最適

水や食料、懐中電灯、ラジオなどの非常用品も、ストレージルームがあればまとめて安全に保管できます。

いざという時に「すぐ取り出せる安心感」が得られます。

4. 家族のライフステージに応じて柔軟に対応

子どもの成長に伴って不要になるベビー用品やおもちゃなども、一時的に保管しておけるスペースとして活躍します。

将来使うかもしれないモノの「待機場所」として便利です。

デメリット

1. 居住空間が減る可能性がある

ストレージルームを設ける分、他の居室(リビングや子ども部屋など)が狭くなる可能性があります。

特に狭小住宅では慎重な間取り設計が必要です。

2. 「モノをため込む」原因になりやすい

収納スペースが増えると、「捨てずにとっておこう」という心理が働きやすくなります。

気がつけば不要なモノの保管場所になっていた…というケースも少なくありません。

3. 換気・湿気対策が必要

窓がない場所に設置されることが多いため、湿気がこもりやすく、カビやニオイの原因になることも。

換気扇の設置や除湿剤の活用が求められます。

4. 費用と手間がかかる

後付けでストレージルームを増設する場合、内装工事費や収納設備の設置費用がかかります。

また、棚や収納グッズを揃える手間も発生します。

まとめ

ストレージルームはうまく活用すれば、家の機能性と快適性を格段に高めてくれるスペースです。

「ため込む場所」ではなく、「暮らしを整える装置」として設計・活用することが成功のカギです。

家を建てる、リノベーションする際に検討してみてはいかがでしょうか。

いえすたいる編集部

もうりす

食べること、歌うことが大好きウーマンです。 お休みの日は美味しいものを求めていろいろなところへ出かけています。 皆様の家づくりの参考になるような情報を発信していけたらと思っています。

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