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2025.03.10

最終更新日 2025.12.05

【みらいエコ住宅2026】GX志向型住宅の証明書にも? BELSがオススメの理由は(補助金・ローン控除等)

タイトル画像のイメージ
ZEHお金・住宅ローン太陽光発電省エネルギー住宅高気密・高断熱

2025年11月28日に『みらいエコ住宅2026(住宅省エネルギー2026キャンペーンの1つ)』が発表され、
GX志向型住宅が引き続き行われる見通しとなりました。
その証明書になる可能性の高いBELS評価書についてお伝えします。

2025年4月からの法改正や『GX志向型住宅』『ZEH』『住宅ローン減税(2026年以降5年間延長予定)』とあわせて、
まとめさせていただきましたので、ぜひ参考になさってください。

建築設計関係者様へ

BELSや認定制度、申請等についてより詳しく知りたい方や、

BELSの申請を希望されている方へ、おすすめのコラムリンクを貼らせて頂きます(ご参考までに)。

BELS評価書はどういったもの?

住宅の省エネ性能をわかりやすく表示

BELS評価書のイメージ

BELS評価書は、住宅の省エネ性能を家マークや☆の数によって表示する省エネラベルです。
どれだけ省エネになっているかもわかりやすく表示され、あわせて発行される『省エネ性能ラベル』では、目安光熱費等も確認することができます。
住宅の省エネ性能の高さを示す(資産価値を示す)評価書として取得がされているようです。

(画像引用元 国交省 建築物省エネ法に基づく
 省エネ性能表示制度 事業者向け概要資料p.53
  https://www.mlit.go.jp/shoene-label/images/guideline_gaiyou.pdf)

省エネ補助金(GX/ZEH/ZEH水準)の証明書に

みらいエコ住宅2026補助事業が発表されました。

そちらのGX志向型住宅(110万円)の証明書はBELS評価書となる可能性が高いです(前回子育てグリーン時:BELSの為)

また、ZEH水準(40万円~)の補助を受ける際の証明書の1つにもなっております。

性能評価やフラットの証明書も対象となっているようですが、BELS評価書が概ね一番早く取得できる傾向にあり、推奨されています。

ZEH補助金やローン金利優遇の証明に

BELS評価書は、ZEHの表示ができる証明書の1つとなっています(もう一つはフラットの適合証明書)。

子育てグリーン以外のZEH補助金やLCCM補助金、そして住宅ローンの金融機関による『ZEHの金利優遇』等へ、

証明書として使われることが多くみられます。

残念ながら省エネ適判の代わりにBELSは不可

×の札を持つ女性のイメージ

2025年4月以降にて、家を建てるまでに、2階建もしくは平屋200㎡超の際は『省エネ』の審査が必要になります。
省エネ適判という申請が出てきますが、BELSは代わりに使うことができないようです。
一方、BELSと省エネ適判を併願申請し、審査費用の割引を受けることはできるようです。

ZEH以上の省エネ性能の住宅が増えています!

ひと昔前まではZEHはまだ普及していませんでした。

しかし2025年現在、ZEHあるいはZEH水準はもうだいぶ一般的になりつつあります。

後悔しないように、ZEH以上の住宅(GX志向型住宅を含みます)を考えてみませんか?

ご参考までに、対応している工務店ページのリンクを貼らせて頂きます!

住宅ローン控除の根拠書類にもおすすめ

住宅ローン控除には、2025年時点にて既に『省エネ基準適合以上』の要件ができており、
省エネグレード別に借入限度額に差がつくようになりました。

その際に確定申告に提出書類にも『省エネ』が入ってきますが、
BELS評価書はそのエビデンスとして取得されることも多いようです。

BELS自体はあくまで根拠書類の1つ

住宅省エネルギー性能証明書発行のイメージ

住宅省エネルギー性能証明書という証明書を取得し、確定申告へ提出する必要がございます。
(長期優良住宅・低炭素住宅を除く)

BELS等の省エネ計算の裏付け書類をもとに、建築士もしくは評価機関により現場検査を行い、
設計図書通りの施工が確認されたら証明書発行になります。

共同住宅や非住宅の省エネ評価書にも

ZEH-MやZEB補助金の証明書に

ZEH-M対応のマンションのイメージ

ZEHの他、共同住宅等のZEH-M(ZEHマンション)や非住宅のZEBの証明書にもBELSは取得されます。
ZEH-M、ZEBとも国から補助金が出ていますので、それらに使われます。

*子育てグリーン補助金では、共同住宅の補助範囲に『賃貸住宅』が追加されます。
 共同住宅等への省エネ性能向上が見込まれます。

まとめ

BELS評価書のメリットや効果、活用手段を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ZEH以上の性能の住宅もBELS取得が引き続きされるようですので、省エネ住宅の証明書としての立場を築いていると思われます。

証明書の取得の他、高い性能の住宅取得等を意識し、素敵な家づくりと出会って頂けたら幸いです。

お読み頂きまして、ありがとうございました。

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いえすたいる編集部

のぶりん

二級建築士・宅建士の「のぶりん」です。 省エネや補助事業・法改正対応を主に専門分野にしており、 少しでもお役に立てたらと思いコラム執筆をしています。 不明点や気になること、おすすめの工務店は?等、お気軽に問合せ下さい!

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