あまりコテコテしていない数寄屋風の平屋のおうちです。

屋根は本瓦葺きと銅板で仕上げ、外壁はリシン掻き落とし仕上げとなっています。

内部床材は自然塗料のオスモで仕上げられ、素材の良さがそのまま活かされています。

畳の廊下、天井高を低めに設定した玄関、北山杉で揃えた化粧垂木など、細部までしっかりとこだわった和風の平屋住宅です。

日本の伝統と文化を守る職人たちの技術と魂を結集して築かれた美しい日本邸宅です。

国産無垢材をふんだんに使い、家の顔となる玄関には檜の変木やアケビのつたで編み上げた丸格子などを施し、意匠性高い雰囲気に仕上げられています。

無垢の一枚板をあしらった造作キッチンや、すべての建具、天井にいたるまで、造り手の細やかな配慮や想いが感じられ、心穏やかに過ごせる空間となっています。

素材の色や質感、年月を経た先の変化を見据えて大工と職人が築き上げた、美しくも優しい日本の住まいをぜひご覧ください。

グリーンの外壁がひと際目を惹く平屋住宅。

和の趣のある「真壁仕様」が特徴的な室内は、キッチンから和室、ホール、寝室までストレートでつながるだけでなく、和室を中心とした回遊動線も実現しました。

玄関の大容量シューズクローク、造作カウンター、縦格子など、暮らしに寄り添った住まいです。

落ち着いた雰囲気の和室からの眺望が心地よい、シンプルながらもナチュラルなおうちです。

床材と建具の色合いを合わせた明るいリビングは、壁に珪藻土を使用し、自然のぬくもりが溢れる空間となりました。

檜八寸角の大黒柱がある玄関や、こだわりの造作テレビボード、庭を眺められる和室など、家づくりのヒントがたくさん詰まったおうちをぜひご覧ください。

今回ご紹介した事例のように、和風住宅は洋風住宅とはまた違ったぬくもりや安らぎを感じさせる雰囲気があります。

和風建築のメリットとして調湿作用と肌触りの良さが挙げられますが、畳のイ草の香りに癒やされる、テーブルや椅子ではなく床の上でゴロゴロとリラックスしたいという方は、和風住宅を検討してみてはいかがでしょうか？

また、平屋住宅のメリット・デメリットについてはこちらのコラム↓で紹介しています。

ぜひあわせてご覧ください。