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2020.01.23

【茨城/新築】平屋に住みたくなる!?メリット・デメリットとは?

平屋の白い家のイメージ
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今は平屋住宅の人気が上がり、2階建てにはない魅力や、平屋ならではの自由なデザイン性など、注目が集まっています。
メリット、デメリットを列挙しながら、建て主の優先する価値観や居住人数、家族構成などによって、平屋・2階建てどちらが合っているかを考えられるよう、お伝えしていきます。

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平屋×ロフト

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魅力的な平屋の6メリットとは?

メリット1:コミュニケーションが取りやすい

会話がはずむ家族のイメージ

2階建ての場合は、リビングや個室が別の階にあることが多いですが、平屋の場合は1つの階にすべての部屋が入っているため、2階建てよりコミュニケーションが取りやすくなります。
対面式キッチンにしたり、リビングを広くとって子供の勉強スペースにしたりすることで、更にコミュニケーションがしやすくなるでしょう。

メリット2:2階建てに比べて、構造に安定性がある

平屋のほうが、2階建てに比べて住宅自体の重さが小さくなり、重心も低くなります。

大きな地震や台風などの災害に対しても、2階建てに比べれば構造的にとても安定であるといえます。

耐震補強などの費用についても、構造的に2階建てより少なく済み、安心して暮らすことが出来るのではないかと思います。

メリット3:階段がないことで、階段や階段下にあたるスペースを有効活用できる

2階建ての場合、どうしても階段下といった天井高さの低いスペースが出来がちです。

収納場所として使うことも多いようですが、平屋の場合は、階段やその下のスペースも不要なので、その分のスペースを有効に使うことが出来ます。

その分、子供部屋のスペースにしたり、収納にしたり手段は色々と考えることができます。

メリット4:奥行きがあって広く感じやすい

平屋の場合、高さが2階までない分、2階建ての1階部分と同じ床面積としても奥行きがあって広々と感じることが出来ます。

また、この後のメリット・デメリットにも関係してくるのですが、2階建ての2階に入るような寝室や洋室といった部屋についても、平屋の場合は1階にはいるため、相対的に延床面積が広くなるともいえます。

メリット3で挙げたように、安定感があり広々と見られるため、落ち着いて暮らすことができるのではないでしょうか。

メリット5:階段がない分、バリアフリーで老後の生活に安心!

バリアフリー住宅のイメージ

階段がなく、1つの階にすべての部屋が完結していることから、足腰が不自由になった時も安心して暮らすことが出来ます。
もし敷地に余裕があるようであれば、お手洗いや浴室、各部屋などの広さなども余裕をもたせておくことで、後々不便になることもないと考えられます。
構造的にも安定していますし、老後まで見据えて長く生活することにも大きなメリットをもたらします。

メリット6:掃除や定期的なメンテナンスの労力・費用が少なくて済む

住宅は建てて終わりではなく、建てた後も維持管理や掃除などをしていく必要があるものです。2階建てに比べて平屋住宅の場合は、2階がない分掃除しやすいといわれています。

また、住宅のメンテナンス費用についても、外壁周りに足場を設置する範囲も小さくなることから、2階建てに比べて安く済ませることができます。

将来的なことを考えても、無理がなく暮らしを続けていけることができるのではないかと考えられます。

工夫次第では、よりよい暮らしに? 平屋の6つのデメリット

デメリット1:延べ面積あたりの坪単価は上がる

このデメリットは、「2階建て住宅と同じ部屋数を、平屋住宅で検討した」際に当てはまります。

1,2階の部屋数を1階のみで表現するため、基礎工事や屋根工事範囲は広くなり、費用がかかります。

そうすると、当然坪単価は相対的に大きくなるというわけです。

固定資産税についても、同じ条件の2階建住宅よりも上がるといわれていますが、決して大きな違いではなく、1万円前後ほどのようです。

ただし、耐震補強やメンテナンス費用をみれば、必ずしも平屋のほうが高い、ともいいきれないようです。

デメリット2:住宅の中心部の日当たりが悪くなる

陽当たりの悪い部屋のイメージ

デメリット1でも挙げたように、平屋住宅の場合は、2階建てに比べて、相対的に部屋数や床面積が広くなる可能性があります。
部屋数を減らし、極力床面積を小さくした家に住む、という場合は当てはまりませんが、床面積が広くなることで、住宅の中心部の陽当たりも悪くなります。

もちろん、このデメリットに対してはいくつかの解決策がありますので、次の解決策を参考にしてみてはいかがでしょうか。

解決例
・勾配天井にし、居室を広く作り、高い窓から光が奥まで入るようにする。
・天窓(屋根部分に設けた窓)を作り、横から入りにくい光も、中に入るようにする。
・住宅中心部に中庭を設け、光が入るようにしてみる。

天窓については、別のコラム記事でわかりやすく解説をしていますので、下記もぜひご覧ください。

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天窓(トップライト) メリット・デメリット わかりやすく要点解説

壁に埋め込む窓はなじみがありますが、天窓(トップライト)はどのようなものか身近ではないかもしれません。この記事では、天窓の特色から天窓設置においての留意点まで、丁寧に解説しています。

デメリット3:2階建てに比べて、プライベートの確保がしにくくなる

一番最初のメリットにて、「平屋住宅ではコミュニケーションが取りやすい」ということをお伝えしましたが、そのメリットは「プライベートの確保が難しくなる」とも捉えることができます。

この場合、住まわれる方の世代や家族構成、今後どういう風に家族形態が変わっていくかなどによって、平屋が良いかどうかが変わってきます。

二世帯、三世帯で住む場合は、確かにバリアフリーは大事ですが、世代間でプライベートがないと、お互い疲れてしまうかもしれません。

また、子供が出来てからコミュニケーションをたくさんしていきたいというご家庭にとっては、安心して子育てに集中できると思います。

 

平屋だからというわけではなく、平屋でも間取りや動線などを工夫することで、目的に見合った住宅に住むことが出来ると考えられます。

 

デメリット4:防犯面で少し心配 周りの視線が入りやすい?

窓にうつる隣の家のイメージ

平屋住宅の場合、2階建てに比べて防犯面でやや心配な部分があります。
当然ではありますが、1階のみに家族が常にいる、2階にあるような居室も1階にある、ということですので、窓から周辺の人の視線も気になりやすいでしょう。

わかりやすい解決策としては、主に2点が挙げられます。
・目隠しフェンスや生け垣などで周囲の視線をカット
・広い窓が隣家や道路に面してしまわないように、窓の高さや配置を検討

道路や隣地との距離の近さが気になる場合は、広めに敷地を取るなども落ち着いて暮らすには良いかもしれません。

デメリット5:部屋数が相対的に増える分、広い敷地が必要に。

1階に全ての部屋がまとまる必要があるため、建てられる分の敷地が必要になります。

したがって、東京のような大都市、街中などでは敷地が十分に取れず、平屋向きではないといえます。

逆に、茨城県内は比較的土地も取得しやすいことから、平屋向きの地域といえます。

デメリット6:間取り・動線に工夫が必要になる

家事動線のイメージ

2階建住宅の場合は、1階にリビング、洗面脱衣室、浴室、2階に寝室等と動線がわかりやすいという傾向がありますが、平屋の場合は、1階に寝室などの個室と洗面脱衣室、LDKなどが集約されるため、間取り・動線なども工夫する必要があります。

実際に住んでみてから、家事動線や間取りに対して後悔することのないよう、どの部屋をどこに配置するかを考えておくと、より良い住宅になるでしょう。
寝室と洗面脱衣室が全く違う機能・性格を持っているように、間取りに入る部屋にはそれぞれの役割や機能があります。
その機能ごとに部屋を分類し、位置関係を検討していくことをゾーニングといい、後悔しない間取りにするために重要なことといえます。

まとめ 2階建てと平屋、選ぶ判断基準とは?

おしゃれな平屋住宅のイメージ

平屋と2階建て住宅を比較した際のメリット、デメリットを6つずつ挙げてみました。

一概に、平屋のほうが安くて良い!2階建てのほうが○○が良い!などと言うことはできず、建築主の家に対する優先したい価値観や目的、居住人数、家族構成によってどちらにも良さがあるといえます。

バリアフリー、落ち着いて生活したい、デザイン性を活かしたい、コミュニケーションを多くとりたいといった場合は平屋のほうが良いでしょうし、逆に1階と2階で部屋の構成を変えて、プライバシーをしっかり確保したい、シンプルな動線にしたいなどといった場合は2階建てのほうが優先されるはずです。

今後はゾーニングなど、お役にたてそうなコラム記事を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

鉄道のイメージ

いえすたいる編集部

のぶりん

鉄道・飛行機・旅行の大好きな「のぶりん」です! 住宅の省エネや申請等に携わっています! 工務店の魅力を広くお伝えできるよう日々頑張ってまいります!

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