2021.07.29
庭付きマイホームの魅力とは?失敗しないためのポイントとは?
「庭を持つ。」マイホームを建てるうえでの一つの大きな魅力でもあります。ガーデニングなどの趣味はもちろん、昨今、コロナ感染対策で外出もうまくできない時の屋外で遊べる空間にも。そんな庭付きマイホームのメリット、デメリットをご紹介し、失敗しないためのポイントも紹介いたします。
マイホームに庭を造る際に気を付けたいポイント
土地の大きさ
まずは土地選びが重要になります。建物の大きさを計画したうえでそこに「+α」イメージする庭の広さを確保することができるかどうか。建物もある程度のこだわりを持つ方は少なくないと思います。実際に家を建ててみたら「考えていた庭のスペースが確保できなかった。」と、小さめの庭で妥協してしまうのはもったいないですよね。庭付きマイホームをお考えの方は特に、土地を選ぶ際は、「どのくらいの広さの住宅を建てるか。」「庭の広さはどのくらいにしようか。」を気にしてみてください。ガーデニングや家庭菜園を考える方は、埋設させる上下水道管を浅い位置に配置しないよう建物の本体工事の際に注意しておくことも大切です!
予算の配分
「庭付き」かどうかに限らず、マイホームをお考えになる際には、それぞれ「予算」があると思います。その「予算」で失敗するケースは、本体工事にお金をかけすぎてしまって庭に充てる予算が確保できなくなってしまうパターンです。庭づくりに必要な費用は、植栽費、玄関までの舗装材、門扉、ウッドデッキやブラインドの柵、等々、どんな庭を思い描くかによって、様々な資材費、施工費、残土処分費などが必要となる場合があります。庭付きマイホームをお考えになる際は、「どんな庭にしたいか。実現するためにはどのくらいの予算が必要であるか。」を業者とも一緒になって考えたうえで予算イメージを設定することが失敗しないためのポイントです。
日当たりと庭でしたいことを考える
庭への日当たりと、庭でやろうと思っていることをイメージしておくことも重要な要素です。北向きに庭を設置した場合、建造物の陰で十分な日光が差し込まない可能性が高いです。場合によっては野菜作りやガーデニングのような「育てる」観点において環境はあまりよくありません。野菜作りやガーデニングを思いっきり楽しみたいのであれば庭は南向きに設置することで、日光が十分に降り注ぎ、美味しい野菜が作れたり、素敵なガーデニングを楽しめますね。庭を作ったらやりたいことと、方角による日当たり具合を考えることで失敗するケースを減らすことができますし、素敵なお庭になること間違いなしです。
日々のメンテナンス作業
メンテナンス作業で失敗してしまうケースは主に「手入れ」が続かず、最終的には放置してしまうパターンです。業者に依頼することもできますが余分な「作業費用」が都度掛かります。庭が欲しいのであれば、メンテナンスが苦ではない方がおすすめですね。細かいメンテナンスを施していれば問題はないと思いますが、一定期間放置してしまうと近隣の土地へ草木が侵食してしまい、ご近所とトラブルに発展するなんてこともあるでしょう。人工芝にしたり、砂利などを用いたりすることで雑草が生えにくいお庭にすることも一つの方法ですね。
庭付きマイホームのメリット(できること)
メリット① ホームパーティーや子供の遊び場に
庭は子供たちが遊ぶスペースとしてはうってつけです。外で遊ぶことで子供はいろいろな体験を繰り返すので、たくさんの成長が見込めます。また、親子でキャッチボールやサッカーなど、家族皆で楽しめる空間でもありますね。夏場であればプールを設置するなどのちょっとした屋外レジャーも楽しめます。
広い庭であればバーベキューなどもいいですね。家族のみならず、ご近所さんを招待して大人数でのパーティも可能でしょう。さらにはウッドデッキを設置することで、庭の使い道の幅がグッと広がりますね。
メリット② ガーデニングや家庭菜園を楽しむ
ガーデニングがきれいな家は全体が自然と華やかに見えますね。
各家庭それぞれのオリジナルのアプローチを演出できることも大きな魅力だと思います。
家庭菜園の魅力は、農薬を使わない「無農薬野菜」で安心安全な野菜を栽培できるほか、お子さんと一緒に
「野菜を育てて食べる」ことができます。この経験は感受性の高い子供にはとてもいい刺激になります。
買い物をしない分、節約効果があることも魅力でしょう。
また、自分が世話をしている植物や野菜が少しずつ大きくなり、花を咲かせ、実をつけるといったような成長過程を目にすることができるのも、ガーデニング・家庭菜園の大きな魅力の1つですよね。
メリット③ ペットものびのび
公園などの公共機関とは違い、周りの人を気にすることなくペットの放し飼いが可能なので、ちょっとしたドッグランスペースとしても良いですね。
庭付きマイホームのデメリット
デメリット① やはりメンテナンス費用がかかる点
失敗しないためのポイントでも触れさせていただきましたが、やはりメンテナンスのランニングコストがかかる点は、庭がない家では発生しない部分なのでデメリットといえるでしょう。維持管理の費用や労力が「手間」だと感じるのであれば、庭の設計はおすすめしません。
デメリット② 住宅コスト増
こちらも冒頭部分で触れましたが、土地の大きさは庭を造る分、余分に大きな土地を探す必要があります。仮に同じ大きさの家を建てた方と比べたときに庭無しの住宅より費用が増加してしまうので費用感のデメリットはあります。
まとめ
ここまで庭付きマイホームについてまとめさせていただきました。スポーツでもなんでもそうですが、最初から設備や道具が整っていても、本人の基礎がしっかりしていなければ何も進みませんよね。理想の庭をイメージすることは、土地選びや予算の関係上必要ですが、最初から完璧を求めて設備投資をするよりも、小さな規模から少しずつ拡大させていき、最終的に理想の庭を造り上げることが成功のカギではないかと思います。いえすたいる茨城では素敵な庭付きの建築事例がいくつかございますので是非、リンクからご覧になってみてください。素敵な出会いが待っているかもしれませんよ。
LOAFERのおうち
リビングが中心の自分たちらしさにこだわった平屋
薪ストーブのあるシンプルモダン&男前なおうち
家族のための大きなリビングの平屋
ナチュラルなアンティークハウス
フォトスタジオ付き、色合いと採光にこだわりぬいた家
いえすたいる編集部
KAKUTO
最近は「洋服(特に裏原系)」と「kpop」にハマっています! 息抜きにする「読書(主にミステリ小説)」もちょっとしたマイブームです。 これから家を建てる皆様へ、少しでもお役に立てる情報発信を 私自身も日々勉強しながら更新してます!