2022.10.26
無骨ながらも味わい深いインダストリアルスタイルとは
家づくりを検討される中で「インダストリアル」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
インダストリアルとは「産業の、工業の」という意味があり、飾り気のない無骨なデザインで、丈夫な素材そのものを活かしたスタイルの一つです。
今回は近年注目を集めているインダストリアルスタイルについてご紹介いたします。
無骨でクールなだけじゃない!機能性に優れたスタイル
インダストリアルスタイルとは、1920年代のアメリカで大量生産された製品などに求められていた「機能性」が元になっており、コンクリートやアイアンなどの素材を使用した、機能性や実用性を優先した無骨でシンプルなスタイルのことです。
またあえて「使い込まれた感」のある金属や木材と組み合わせることで温かみも加わり、クールなだけではない、バランスの良い雰囲気をつくり出すことができます。
アースカラーやダークカラーを基本とした落ち着いた雰囲気
ブラウンやブルーなどのアースカラー、グレーやブラックなどのダークカラーがメインとなるインダストリアルスタイル。全体的に落ち着いた、大人っぽい空間に仕上がります。
男前な印象があると思いますが、アクセントとしてホワイトやベージュなどのライトカラーを取り入れると、やさしい雰囲気にまとまりますよ。
ヴィンテージ感のあるインテリアがかっこいい空間を演出
部屋のインテリアも「工業」をイメージさせるヴィンテージ感のある家具や雑貨が合います。
新しさのあるものやピカピカに仕上げられたものよりも、レンガ・コンクリート・レザー・アイアン・ウッドなど、「工場感」を感じられるものを取り入れると、素朴で無機質ながらもおしゃれでかっこいい空間を演出できるでしょう。
観葉植物などのグリーンがあると、重厚感のあるインテリアの中でほどよい明るさをプラスしてくれます。
まとめ
工業製品の無骨さと力強さ、そしてシンプルで機能美を兼ね備えたデザインで大人気のインダストリアルスタイル。おしゃれなカフェにありそうな雰囲気はこだわりとセンスが感じられます。
いえすたいるでは、茨城県で建てられたインダストリアルスタイルの建築事例をご紹介しています。
ぜひご参考になさってください。
インダストリアルスタイルの建築事例
ブルックリンスタイルについて
インダストリアルと似たスタイルとして「ブルックリンスタイル」があります。使用する素材は似ていますが、ブルックリンスタイルの方が全体的にカジュアルな雰囲気です。
男前でおしゃれなNYブルックリンスタイルとは
いえすたいる編集部
もうりす
食べること、歌うことが大好きウーマンです。 お休みの日は美味しいものを求めていろいろなところへ出かけています。 皆様の家づくりの参考になるような情報を発信していけたらと思っています。