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by TANOKURA

2021.05.25

新築住宅の失敗しない壁紙(クロス)の選び方 Vol.1 壁紙(クロス)の種類について

壁紙
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家づくりをする上で、大きな面積を占めている外壁と内装の壁紙選びは、家全体のイメージを大きく左右するという意味でとても重要です。
部屋の壁紙は数年後に貼り替えることもできますが、新築の際の失敗はなるべく避けたいものです。
壁紙といっても種類も多く、色や柄、機能性などカタログを見てもなかなか決められないという方も多いのではないでしょうか。
今回は壁紙選びで迷ったときに知っておきたいポイントとして、壁紙の種類についてご紹介します。

壁紙の種類

壁紙といっても日本の住宅では一般的な「ビニールクロス」、レーヨンなどの合成繊維、麻などの天然繊維が原料の「織物(布)クロス」、パルプや再生紙、和紙を使用した「紙クロス」、珪藻土と紙を混ぜた「珪藻土クロス」など、いろいろな種類があります。

住む人の健康や環境に大きく影響する壁紙。

それぞれの特徴がありますので、デザインや機能、お手入れのしやすさなどを考慮して選びましょう。

ビニールクロス

生産量の多さ、色・デザインの豊富さから日本で最も多く使われているのがビニールクロスです。

安価で耐久性も高く、拭き掃除ができるためお手入れも簡単です。

ただし、材料が塩化ビニールと調湿性・通気性が劣るため、カビやダニが発生しやすいといえます。

また、独特のニオイがあるため、敏感な人は気をつけた方が良さそうです。

しかし、ビニールクロスには消臭効果、汚れ防止、抗菌効果、防カビ、抗アレルゲン・抗ウィルスなど、機能が付いているものが多くありますので、使用する空間に適したタイプを採用するといいでしょう。

ビニールクロス
ビニールクロス

※画像はイメージです

織物(布)クロス

レーヨンなどの合成繊維、麻・絹・綿などの天然繊維が原料となっています。

自然素材を使用しているため布ならではの風合いの変化を楽しめ、高級感も感じられますが、汚れが落ちにくいため注意が必要です。

布のため破れにくく、調湿性が優れていることも魅力ではありますが、張り合わせる作業に手間がかかるため費用はやや高めです。

織物クロス
綿麻クロス

※画像はイメージです

紙クロス

紙クロスは、パルプや再生紙を使用した紙にエンボス加工やプリント加工をしたものです。

欧米でよく使用されているため輸入ものが多く、豊富なデザインから選ぶことができます。

音を吸収し、風を通すため環境にはやさしいのですが、水や油などの汚れやキズに弱いです。

また、和紙を使用した上質でやわらかい雰囲気の壁紙もあります。

紙クロス

※画像はイメージです

珪藻土クロス

珪藻土と紙を混ぜた珪藻土クロスは、完全な珪藻土の壁より安価で、雰囲気はそのままに楽しめます。

調湿効果、消臭効果、耐久性や防火性にすぐれていますが、珪藻土の壁ほどの効果は期待できませんので注意しましょう。

珪藻土クロス
珪藻土クロス

※画像はイメージです

まとめ

壁紙

今回は壁紙の種類についてご紹介しましたがいかがでしたか。

まずは「どのような空間にしたいかイメージ」してみましょう。

自分の好きなテイストでまとめる、SNSで見つけた憧れの部屋を参考にする、というのもいいでしょう。

小さな子どもがいるから汚れやキズに強い壁紙、ペットがいるから消臭効果がある壁紙、夫婦二人の暮らしだから自然素材の落ち着いた雰囲気の壁紙など、ご家族のライフスタイルに合わせて間取り別に機能性重視で選ぶのもいいと思います。

次回のコラムでは、間取り別におすすめの壁紙をご紹介します。

いえすたいる編集部

もうりす

食べること、歌うことが大好きウーマンです。 お休みの日は美味しいものを求めていろいろなところへ出かけています。 皆様の家づくりの参考になるような情報を発信していけたらと思っています。

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