2021.07.07
編集者がおすすめする「おしゃれな家づくり」のアイデアがつまったおうちの実例~茨城県~ vol.1
初めての家づくり。注文住宅で家を建てたいと考えられている方の多くが「自分だけの・我が家だけのこだわりがつまった家に住みたい!」と思っているけど・・・「かっこいい家に住みたい。」「可愛いナチュラルな家に住みたい。」「便利でおしゃれな収納が欲しい」など、なんとなくのイメージだけで、具体的にどんな家がいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、編集者おすすめの“ちょっとした工夫でよりおしゃれな家になる”、注文住宅だからこそ!こだわれる家づくりのコツとその事例をご紹介したいと思います。
壁にアクセント。色使いがおしゃれなおうち
居心地のいいお部屋をつくるための基本として、使う色の統一感があることはとても大事です。
室内におけるカラー配色のバランスには黄金比率があり、その比率はベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%と言われています。
ベースカラーとは床・壁・天井などにあたり、白やアイボリーの場合が多いです。
メインカラーは次に大きな割合を占める部分で、カーテンやラグ、ソファなどの大物家具にあたることが多いです。
アクセントカラーですが、こちらは個性を一番出しやすい部分で、空間を引き立てる役割があります。
このバランスではないとおしゃれにできない!というわけではないですが、この黄金比率を一つの参考として、迷ったときに覚えておいてくださいね。
かっこいいを取り入れた「ブラック×ナチュラル」がおしゃれな家
空間が締まるブラックはメインカラーでもアクセントカラーでも人気の色。ベースカラーがナチュラルカラーなのか、ホワイトなのか、これ以外の色なのかで同じブラックを取り入れた空間でも印象が変わります。お部屋のスパイスとして取り入れる色としては一番使いやすく、おしゃれさも演出しやすいのでおすすめのカラーです。
ブラックのアクセントがおしゃれなおうちの事例
ダーク×ナチュラルカラーのコントラストがかっこいいおうち
かっこよさと温もりを融合した家
アクセントクロスがおしゃれなおうち
アクセントクロスとは、お部屋の壁紙の一部にだけ他とは違う色や柄のクロスを取り入れ、お部屋のポイントにすること。一面を変えるだけで、単調だったお部屋の印象が一新しおしゃれなお部屋を演出することができます。
一般的な白いクロスとコストも大きく変わらないので取り入れやすいのも魅力です。
家全体のテーマカラーを決めて取り入れるもよし、部屋ごとに変えるもよし。
おしゃれな雰囲気を演出するだけじゃなく、空間に奥行きを感じられるようになり、広く見える効果もあります。
アクセントカラーの壁がかわいいおうちの事例
海風を感じるサーファーズハウス
キューブ型のモダンな家
VILLSのおうち
F-Natural×Bohemianのおうち
段差をアクセントに。「スキップフロア」がおしゃれなおうち
スキップフロアとは、同じ空間の中に段差を設けるつくりのことをいいます。
高低差をつけることで、空間を完全に区切るのではなく、ゾーニングができるので人気の建築方法です。
段差で生まれた空間を、収納にすることもできるので、おしゃれで遊び心も感じる空間であるだけでなく、実用性ももたすことができりので、空間を有効的に使えますよね!
スキップフロアのおうちの事例
スキップフロアのある遊び心のある家
VILLSのおうち
スキップフロアを活用した、家族を見守るおしゃれなワークスペース
リモートワークが増えてきたここ最近では、リビングにワークスペースをつくる家が増えています。常にリモートワークをする場合は小さくても個室を設けた方がいい場合もありますが、家事をしながら、子育てをしながら働くことが多い場合は、家族の気配を感じられるリビングまたはリビングに隣接した場所にスペースを設けておくと安心ですよね。
おしゃれなワークスペース事例
ライフスタイルに寄り添う家
天井が特徴のかっこいい平屋のおうち
実は最近人気の平屋。大きな敷地に家が建てられる場合に限ってではありますが、マンションのようにフラットな空間にすることで生活動線が短くなったり、空間のつながりを感じることができる空間がつくりやすいというメリットがあります。
厳密にいうと、完全にフラットというよりは、リビングダイニングのスペースを天井の高い広々とした空間で設け、水まわりや寝室は2階建てに配するなんて間取りだったり、先程紹介したステップフロアをつくってフロアにリズムを付ける場合が多いです。
一般的な2階建ての天井高は2.4mが多いですが、平屋の場合、平均より高くすることが多く、板張りの天井にしても圧迫感がでないので、取り入れるおうちが増えています。
天然木のフローリングに加え、天井も天然木を貼ることで、よりおしゃれな空間になります。
天井がかっこいい平屋の事例
L型キッチンと勾配天井がかっこいい平屋のおうち
熟練の匠の技とセンスが決め手、美しい音色が響く無垢の平屋
板張り天井でおしゃれなゾーニング
天井の一部を板張りにすると、間仕切りはなくともゾーニングでき、空間にメリハリをつけることができます。リビングダイニングであればキッチンだけを板張りにしたり、ワークスペースだけをしたり… ポイントで使うのもとってもおしゃれです。
ポイントで板張り天井のおうちの事例
自分たちの生活スタイルにこだわった平屋
異素材を組み合わせたおしゃれなおうち
最近人気のインテリアのスタイルとして、インダストリアル(工業的)なアイテムと天然木を組み合わせた“ブルックリンスタイル”が注目されています。
ブルックリンスタイルとは、アメリカのニューヨークにある地区のひとつであるブルックリン地区をイメージしたスタイルで、いわゆるTHE N.Y.なマンハッタンの高級アパートのイメージとは違い、古いアパートや倉庫をリノベーションしたようなインテリアのことです。
ブルックリンの古い建物はレンガ造りのものも多いので、ブルックリンスタイルでも壁にレンガ風タイルやなどを使うことも多くあります。
クールな印象になるインダストリアルアイテムと、ヴィンテージな雰囲気をかんじられる木材、そしてレンガやタイルを組み合わせることで、洗練された空間でありながら、どこか懐かしい居心地のいい空間をつくることができます。
ソファやテーブルも、アイアンをつかったもので合わせると、より一層統一感がでて、かっこいい空間になりますよ。
ブルックリンスタイルのおうちの事例
F-Brooklyn styleのかっこいいおうち
BOOOTSのおうち
モダンとアンティークが融合した住まい 40.45坪
おしゃれなテラスが素敵なおうち
家で過ごす時間が多くなった最近では、家にいながら外とのつながりを感じられるような空間をつくることが人気です。おうちでBBQをしたり、セカンドリビングとして外用のソファやハンモックを置いて癒しの空間をつくったり、お子さんがいらっしゃる方は夏場にプールをしたり…テラスはちょっとしたエンターテイメントスペースになります。
「アウトドアリビング」なんて言葉も注目されていますよね。
ただ洗濯物を干すためのスペースとしてではなく、ちょっとした癒しの空間や趣味の空間としてバルコニーやテラスを設けるだけで、空間にも余裕が生まれ、おしゃれで居心地のいい住まいになりますよ。
リビングと繋がった解放感のあるテラス
リビングダイニングスペースとつながる場所につくることが多いテラス。最近では室内とテラスの床面をフラットでつないだり、窓も大きく開けることのできる折れ戸タイプを使用して、より外とのつながりを感じられるようにすることもできるようになりました。
2階リビングのおうちの場合は1階のルーフトップにテラスを設けることもできます。
空間が広がるテラスのあるおうちの事例
MiMiのおうち
四季折々の自然を感じられる中庭のある平屋
ラグジュアリーと省エネを兼ね備えたハイブリットハウス
中庭テラスは人目が気にならない癒しの空間
中庭とは、部屋や壁で囲まれた庭のこと。四方を囲んだロの字型の他に、コの字型、L字型などのスタイルがあります。サイズが小さなものは“坪庭”と呼ばれたりもします。
一番のメリットはプライバシー性が高い空間をつくることができること。人目を気にせずリラックスできるテラスがほしいなら、中庭がおすすめです。
中庭は広い敷地がないとできない!と思われている方も多いかもしれませんが、実はそんなことないんです。逆に周りからの視線が気になるような場所に家を建てる場合は、中庭を作って、外からではなく、中から光を取り込むなんてこともできますよ。
中庭が素敵なおうちの事例
ブラック×ブラウンのコントラストが目を引く平屋の家
趣味と空間美を愉しむコンパクトな平屋
家づくりのスタートはお気に入り画像集めからはじめよう
おしゃれで居心地のいい家づくりの第一歩として、どんな家にしたいのか、はじめにイメージを固めておくことが大切です。どんなにおしゃれなものや素敵なものを集めても、統一感がなければちぐはぐで、居心地の悪い空間になってしまいますからね。
そこで、まずは自分の好きな住まいのイメージ画像を集めることからはじめましょう。
雑誌などから探すのもいいですし、インスタグラムやピンタレストなどの画像を探せるSNSを活用するのもおすすめです。
いいなと思うものを集めているとおのずと理想の家のスタイルが見えてくると思います。
注文住宅を建てた先輩たちのこだわりやアイデアがつまった事例をみることは、とても参考になりますよ!
また、集めた画像は打ち合わせ時にもっていきましょう。百聞は一見に如かず。プロは画像からあなたの「こんな家にしたい!」をくみ取ってくれますよ。
まとめ
いかがでしたか?
「こんな家にしたい!」が叶えられるのが注文住宅の最大のメリットですが、自由だからこそ迷うこともたくさんあると思います。
今は検索すればたくさんの事例をみることもできるので、イメージにあう画像をたくさんストックして、建築会社さんや工務店さんに相談してみてくださいね!
きっとプロがあなたの理想の住まいを叶えてくれるはずです。
いえすたいるではこの他、たくさんの建築事例や家づくりに関するコラムをたくさんご紹介していますので、ぜひ皆さまの住まいのイメージづくりにお役だてください。