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by TANOKURA

2020.06.05

新築のロフトで後悔や失敗をしないために ~メリット・デメリットを4つお伝えします~

一般的なロフトのイメージ
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部屋が広く感じられて、スペースの有効活用が出来る『ロフト』。スキップフロアと同様、平屋の家でも空間を広く使えるため大きなメリットを持っています。
一方、新築住宅でロフトを検討している場合は、本当に必要かいらないかといった使い道や、部屋からロフトまでの高さやはしごなど、しっかり見極める必要があります。
まずは、ロフトのメリット、デメリットから学んでいきましょう。

ロフトとはどのようなもの?

ロフト内のイメージ

ロフトは、屋根と天井の間の空間のことであり、建築基準法では「小屋裏物置等」と呼ばれています。
ロフトとみなされる条件には、主に次のようなものが挙げられます。(他にもいくつかあります)

(1)天井の高さは、床から1.4m以下であること

(2)ロフト部分の床面積は、直下階の1/2までとする

(3)下階からロフトにつながる「はしご」は、固定されないこと

(4)その他諸条件あり(+自治体による制限、解釈もあります)

このように、高さや床面積、はしごなどの条件があります。

ロフトが活きる家としては、スペースが限られており、収納などで空間を有効活用したい家が挙げられます。

ロフトそのもののメリット、デメリットについても、確認していきましょう。

ロフトの4つのメリット

限られたスペースを有効に活用することが出来る

ロフトを設ける一番のメリットといえるのが、「限られたスペースを有効活用できる」ことではないでしょうか。

特に、収納するスペースをとれないときは、屋根~天井の間といったデッドスペースは収納に最適となります。

都市で家そのもののスペースに制約がある場合など、ロフトのメリットが最大限に活かせるといえそうです。

部屋が広く感じられる

ロフトによって広く感じられる部屋のイメージ

ロフトによって、下階から見たときに部屋全体が広く感じることができることもまた、メリットの1つです。
部屋に大きな開放感を持たせることができ、ロフトからも下階への眺めを楽しむことができます。

床面積に算入されず、固定資産税を抑えることが出来る

最初の「ロフトの条件」(※他にもいくつかあります)がしっかり当てはまっている場合は、ロフト部分は法定床面積に算入されなくて済みます。

その為、法定床面積もロフト面積分を抑えることができるため、固定資産税などの費用も追加で支払わずに済むのです

逆に、ロフトとしてみなされない場合は、3階建てとしてその床面積分もカウントされてしまうため、固定資産税など費用が多くかかってしまいます。

3階建てになる場合は、構造計算が必須であったり、防災避難規定に該当したものにしないといけないため、費用がさらにかかることになります。

2階の上に新たに空間を設けられつつも、2階建てと同じように建てられ、開放感も得られるため、そのような点がロフトならではのメリットといえそうです。

収納や書斎、子供の遊び場など、様々な目的に使うことが出来る

ロフトで遊ぶ子どものイメージ

収納目的で使われることが多いロフトですが、書斎や趣味の隠れ家(?)、子どもの遊ぶスペースとしても空間を有効活用ができることもまた、大きなメリットといえます。

余剰空間として、楽しく活用方法を考えていくことが出来ます。

ロフトの4つのデメリット

天井が低く、使いづらいと使わなくなる可能性も

天井までの高さが1.4m以下ということもあり、多くの人はかがまないといけないため、圧迫感も感じやすい環境になります。

1mを下回ると、非常に圧迫感が感じられますし、天井が屋根のように傾いている(勾配天井といいます)ことも多いため、その部分も踏まえて、使いやすいかどうかを考える必要があります。

はしごで上がり下がりをするということもあり、使いづらいと使わなくなって放置されることも多いようです。

屋根に近い分、熱がこもりやすい

ロフトの屋根裏のイメージ

ロフトは屋根と天井の間にあります。
部屋の暖かい空気がロフトに上がり、屋根は太陽光で熱せられるため非常に暑い場所となってしまいます。

収納以外の用途でロフトを考えている場合は、換気や空調設備などの暑さ対策もしっかりしておく必要があるでしょう。
屋根の断熱材も高性能なものにすることによって、夏の暑さを遮断する効果があるといわれています。

工事費用がかかり、ローコストとはいえない

天井裏のスペースとはいえ、ロフトは1部屋作るのと同じくらい費用がかかるといわれています。

人が立ち入れるスペースにするため、内装はもちろん、設置するはしごなどの設備費用もかかります。

ロフトで安くスペースを増やせた、というわけでもありません。

物の出し入れや掃除が大変

ロフトは収納で使われることが多いですが、固定されていないはしごを使って物の出し入れをすることになるため、物の大きさによっては転倒の不安を感じることになります

ロフトに上がってからも、天井高さが1.4m以下ということもありますので、かがんでいれることになります。

掃除についても、舞い上がったホコリを掃除機でかけることも容易ではないでしょう

以上のような大変な部分もまた踏まえたうえで、それでもロフトを設けたいかどうかを検討することが良いでしょう。

ロフト活用術

(1)物置としてロフトを使うケース

階段型収納のイメージ

物置としてロフトを使う場合、デメリットでも挙げたように「はしごの上がり下がり」「物の出し入れ」が大きな負担になります。
はしごを固定されたものにしたり、階段を設置したりするとロフトの条件を満たさなくなってしまいますが、
右のイラストのような「階段型収納(収納階段、ロフト階段とも呼ばれます)」を設置することで、安全にロフトへ上がることが出来ます。

(2)書斎や遊ぶスペースとしてロフトを使うケース

ロフトを有効に活用するためには、リビングにロフトを設けると良い、とされています。

子どもの遊び場スペースとして使う場合については、下階に家族がいることで子供がロフトに行きやすいといわれています。

下階からもロフトにいる人の気配がわかることで、安心することもできるでしょう。

 

逆に、個室にロフトを設けても、わざわざ上がって遊ばない傾向にあるとされ、結局ただのスペースだけが残ってしまうことも多いようです。

まとめ ~後悔や失敗せずロフトを活用する~

ロフト特有といえるメリット、デメリットを4つずつお伝えしてきました。

デッドスペースの有効活用というのがロフトの大きなメリットといえますが、開放感や多様な用途、床面積不算入によるメリットなど、ロフトならではのメリットをお伝えしました。

一方、熱がこもる、ロフトへの上がり下がりが大変、ローコストではない、などのデメリットも挙げられました。

ロフトの設置を考え始めた際は、用途を明確にし、メリット・デメリットをしっかり踏まえて考えていくことが大事といえます

 

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いえすたいる編集部

のぶりん

茨城大好き、鉄道旅行大好きの「のぶりん」です。 普段は、住宅の設計や省エネに関する業務に携わっています。 素敵な「いえすたいる」に出会って頂けるよう、お気持ち込めて、役立つコラムを書いてまいります!

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