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by TANOKURA

2020.12.25

家庭用蓄電池の導入で実現する3つの備え~『将来の暮らし・自然災害・未来の地球環境』~

創るエネルギー
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太陽光発電システムを導入することによって、今までは、創り出した電気や自宅で使用して余った電気は「売電」をしている家庭が一般的でした。しかしこれからの時代、近年頻発化傾向にある自然災害や為替円安による電気代の上昇、世界規模で動く温室効果ガス問題などの背景があり、より快適な生活を送るために「万が一自然災害が起こった際の停電への備え」、「上昇する電気代を少しでも抑えたい」「環境対策で未来を守る」そんな暮らしが求められてきます。計画的に電気をたくわえて、有効活用することで、新たな生活様式を叶えられるシステムが「蓄電システム」です。今回はそんな蓄電池を導入した際にできることについてまとめていきたいと思います。

蓄電池の容量

蓄電池の容量は5kWh〜7kWh程度の容量が一般的と言われております。しかし、メーカーや機種によって種類が豊富にあるため、検討する際に悩むポイントだと思います。一般的より大きめの10kWhを超える容量のものもあります。大きい蓄電池であればあるほど充電量は増えるため安心感は増しますが、その反面で設置費用が増える点に注意が必要です。

将来の暮らし~電気代の大幅な削減で「電気をあまり買わない暮らし」に~

蓄電有効活用

【表①】 エネルギーの自給自足

「太陽光発電システム」導入でお得に、「蓄電システム」も導入でさらにお得に!

冒頭でも触れましたが、今までは「太陽光発電システム」を導入して家庭で創った電気を「売電」することによる収入が大きくプラスに働いていました。ですが近年、「売電価格の減少」や「買う電気の単価の上昇」、「再エネ賦課金負担額の上昇」などの時代背景もあり、「売電」することよりも「使って得する『自家消費型太陽光発電システム』」が注目されています。「電力会社から買う電気と太陽光で創る電気」どちらが安いのか。詳しくはこちらのコラムもチェックしてみてください。

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【茨城県/始めなきゃもったいない!】住宅に太陽光発電を導入しようvol.3~電気代の上昇と自家消費型太陽光の導入編~

太陽光発電のメリット・デメリット編はいかがでしたでしょうか。地球に優しくエコな発電で、近年多発する自然災害でも生活を守ることができる太陽光発電システム。一方で今日、家庭の一か月の電気代は上昇傾向にあり…

さて、【表①】を見ていただくと、「太陽光発電システム」を導入することで、昼間の時間帯は太陽光で発電した電気を使いますので電力会社から電気を買わない生活を送ることができます。そこに併せて「蓄電システム」を導入すると、昼間太陽光で発電し、使用量よりも余った電気をたくわえることができます。そしてさらに、太陽が沈み発電できなくなったタイミングで蓄電池の電気を放出し、夜間も電力会社から電気を買う量を減らすことができます。買う電気量を減らすことで「再エネ賦課金」の負担額も減らせることも忘れてはいけないメリットですね。これで「電気をあまり買わない暮らし」を実現できます。

自然災害~地震・落雷・台風などによる『停電』時でも安心~

停電のイメージ

突然、電気のない暮らしに・・・

近年、地震や台風をはじめ、集中豪雨などによる落雷など自然災害のニュースを多く見かけるようになりました。その際に日々の何気ないルーティンを狂わせるのが『停電』です。数時間から長引けば数日間「電気」が使えない生活は「冷蔵庫の食料保存機能」や、今や世帯に一台どころか国民一人一台普及率の「『スマートフォン』の電池切れ」等を筆頭に、私たちのライフラインが突如遮断されてしまいます。

蓄電システムがあれば、夜でも電気が使えて安心

電気が使えなくて一番困るのは「昼」ではなく「夜」です。暗くなってからロウソクの火や懐中電灯の明かりのみで生活。は大変ですよね。昼間、蓄電池に電気をたくわえておくことで、夜間に電気を使うことができるので「明かりがある」安心感があります。

太陽光+蓄電池の黄金コンビで停電が長引いても大丈夫

蓄電池にたくわえてある電気を夜間で使い切ってしまったとしても、次の日に太陽光発電で再び電気を創ってたくわえられます。太陽光と蓄電池の黄金コンビのおかげで、「停電」時であっても数日間にわたって電気を使った生活を送れます。

未来の地球環境~環境負荷を少なくし、未来を守る~

ECO

自然エネルギーを活用するシステムなので、地球に優しいですし、国策として「日本もCO2の排出量を減らす」と世界にうたっている以上、自然エネルギー(再生可能エネルギー)の進展は今後本格的に進んでいくでしょう。近年の超が付くほどの異常気象の数々。その原因の一つに温室効果ガス(Co2等)による「地球温暖化」が挙げられます。「世界規模で温室効果ガス排出量問題」を掲げ、目標を達成できなければ、年々人類が生活しにくい自然環境となってもおかしくないですよね。海外から輸入する「化石燃料」を使っての「火力発電」に頼るのではなく、クリーンな「自然エネルギー(再生可能エネルギー)」を積極的に活用した暮らし方に変わってみてはいかがでしょうか。

蓄電池のいろは~暮らしに合わせて選ぶ~

1.「特定回路型」~停電時に、決めた箇所にだけ電気を使う~

特定回路

事前に設定(リビング照明や冷蔵庫など)の場所で電気を使えます。最大4回路程度まで選択できます。停電時、同時に使用できる家電は最大で2000W(炊飯器や電気ケトルも使用可能)で、一般的には200V製品(リビングエアコンやエコキュートなど)は使用できません。停電時に事前に選んだ場所の電気が使え、必要最低限の生活が送れます。冒頭で少し触れました搭載する蓄電池の容量を決める際に、「停電時に電気が

必要不可欠な場所」を決めることによって電気も安心して使えますし、蓄電池のコストも抑えられるでしょう。

2.「全回路型」~停電時に、家中どこでも電気が使える~

全回路

先ほどとは違い、すべての部屋で電気を使用できるタイプが「全回路型」です。200Vが使用できるのでエアコンやエコキュートも使用可能なので停電が起きていない時の生活とほぼ変わらない生活を送ることが可能です。ただ、すべての部屋で電気がつかえるので消費量も激しくなりがちなので、消費量に注意が必要です。夜間早い段階で電池がなくなってしまうと、本当に使いたい時間帯に電気がなくなってしまいます。ま

た、「特定回路型」に比べ高価(~60万円ほど)なシステムが多いですので、こちらも検討する際のポイントですね。

【V2H】という新しい蓄電システムも

【V2H】とは、『【V】ehicle to【2】【H】ome』)と呼ばれ、電気自動車(EV)プラグインハイブリッドカー(PHV)に蓄えられた電力を、家庭用に有効活用する考え方のことです。車と家を連携させることによって、車のバッテリー(蓄電池)の電力を自宅で使おうというもので、いわゆる「次世代型」の蓄電システムが【V2H】なのです。

『V2H』には様々なメリットが

EV

太陽光発電システムで創った電気をEV/PHVに充電できるほか、停電時は蓄電池同様に自宅に電気を供給することが可能です。さらには家庭用蓄電池よりも容量が大きいため、蓄電できる量が格段に多いのが特徴です。家庭用蓄電池の蓄電容量は4kWh~大きくても16kWhといった容量ですが、V2H対応の電気自動車に搭載された蓄電池の蓄電容量は、最も少ない車種でも12kWhあります。更に日産の「リーフ」等は40kWh~62kWhの容量の蓄電池が搭載されています。さらに停電が長引き、太陽光発電だけでは充電が追いつかない時には電気自動車(EV/PHV)で停電から復旧しているエリアに行き充電ができて、

その電気を自宅で使うことができることも大きなメリットです。デメリットとしてはまだまだ「EV/PHV」は高価なものが多い点ですね。現在EV/PHVを所有している方にはピッタリの商品です。

『太陽光発電』と『V2H』と『電気自動車(EV/PHV)』

太陽光発電を導入しようVol.3でも触れました通り、現在『太陽光で発電した電気』が最も安く1kWhあたり

「12.6円」です。その電気を電気自動車(EV/PHV)に貯めることで大きな経済的メリットが見込めます。

 

先にも触れましたが「V2H」を設置することで「電気自動車(EV/PHV)」を蓄電池として使用することができます。「太陽光で発電した安い電気」を昼間のうちに目一杯貯めて、夕方以降家で使うことで電力会社から購入する電気を大幅に削減できます。

 

さらに、「太陽光で発電した安い電気」で「電気自動車(EV/PHV)」を走行させることにより、通常のガソリン車(ハイブリッドカー含む)とは比べ物にならないメリットがあります。

仮にガソリン価格が1リットルあたり150円として、普通ガソリン車であれば約10キロメートル、ハイブリッドカーでも20~25キロメートル走行するのが一般的です。それに対して、「太陽光で発電した安い電気」を「電気自動車(EV/PHV)」に150円分(ガソリン1リットルの値段)貯めると約88キロメートルも走行できるのです。

 

電気自動車(EV/PHV)の燃費(電費)は日産リーフカタログWLTCモードより試算

まとめ

スマートシティ

「蓄電システム」の普及は地球のために欠かせないものだと思います。今は「つけたほうがいいのか?」「まだつけなくてもいいかな?」など選択肢がありますが、いずれは温室効果ガス(Co2等)を出さないために、太陽光発電や蓄電システムはスタンダードな仕様となるでしょう。現在の皆様の毎月の電気代をご確認いただき、このコラムがこれからの「電気代の単価上昇」や「再エネ賦課金単価の上昇による負担額の増加」などを考えていただくきっかけになれば幸いです。現在太陽光発電システムを搭載し売電をされていて「卒FIT」が近いご家庭、今から太陽光発電システムを搭載しようか検討中で、さらに自家消費型太陽光で効率化を図りたいご家庭などは是非、「蓄電システム」の搭載もご検討してみてはいかがでしょうか。

いえすたいる編集部

KAKUTO

サッカー大好きマンです!27歳です! これから家を建てる皆様へ、少しでもお役に立てる情報発信を 私自身も日々勉強しながら頑張って更新していきます!

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