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by TANOKURA

2020.10.15

坪単価とは?坪単価の求め方や注意点、下げる方法などをわかりやすく解説します

坪単価などの価格のイメージ
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土地や住宅の指標の1つとしてよく耳にする『坪単価』について、どのようなものか説明していきます。
また、坪単価を参考にされる際の注意点についてもお伝えします。

坪単価とは?

坪単価の求め方

坪単価の計算式

住宅会社や工務店を選ぶときに頻繁に出てくる『坪単価』ですが、坪単価とは、土地1坪あたりの建物本体価格をいいます。

左の図のように、建物本体価格÷延床面積(坪換算)で求められます。
1坪は約3.31㎡のため、例えば建物本体価格が2,000万円で150㎡(約45坪)の時の坪単価は、44万円と計算ができます。
面積あたりでどのくらいの工事費用がかかるか、ということがシンプルにわかりますが、それだけを頼りに住宅会社を選ぶことは良いとはいえません。

また、坪単価についての注意点もありますので、次章にてお伝えしたいと思います。

注意点

坪単価は万能な指標のように見えますが、明確な計算ルールがないため、いくつか注意点があります。

それは次のような内容です。

坪単価は平屋のほうが高くなる傾向

坪単価の計算に出てくる『延床面積』ですが、1階と2階の床面積を合わせたものをいいます。

同じ延床面積の平屋、2階建て住宅を比べた場合、1階のみの平屋のほうが基礎や屋根の工事面積が大きくなるので、同じ延床面積としても、工事費用が高く、坪単価も高くなるといわれています。

建物本体価格ベースのため、屋外工事や諸費用は含まれない

住宅は建物本体の工事以外にも、外構工事や地盤改良工事など、様々な工事があります。

先ほどの計算式の通り、『建物本体価格』を延床面積で割ることが一般的なため、後から他の工事費や諸費用を足し合わせると、当初より坪単価が高くなってしまうようです。

建物本体の工事費用のみで済むことはほぼないですし、他にもたくさん費用がかかるかもしれないということを踏まえて、坪単価を見ていただけたらと思います。

延床面積ではなく『施工床面積』で計算されるケースもある

吹抜けのイメージ

坪単価は、建物本体価格を延床面積で割って求められますが、この面積についての明確なルールは存在しません。
そのため、『施工床面積』という、延床面積に含めない吹抜けや小屋裏収納(ロフト)といった部分を含められる面積によって、坪単価を安く見せていることも多くみられるようです。

そのため、坪単価計算の対象になっているものが『延床面積』か『施工床面積』のいずれかについて、確認しておくのが良いでしょう。

価格帯別相場と傾向

坪単価の価格帯別相場

住宅によっても大きく違いがあるようですが、

工務店は坪単価50万円~、大手ハウスメーカーは70万~のようです。

ローコスト住宅ですと坪単価50万円を下回るようですが、坪単価の出し方などによっても多少差がみられるようですので、あくまでも参考程度にしておくのがよろしいでしょう。

工務店は大手よりローコストな傾向

住宅展示場のイメージ

住宅自体が同じグレード・性能としても、大手ハウスメーカーの場合は住宅展示場や広告といったものでの集客に多額の費用をかけているため、住宅の工事費用にも反映されてしまいます。

一方、工務店は住宅展示場や多額の資金での広告宣伝を行うことが少ないため、工事費用もおさえることができるのです。

坪単価を下げるには?

住宅をシンプルな形状、仕様で検討する

シンプルな家のイメージ

シンプルな形状、仕様の住宅ほど工事費用がおさえられます。
逆に、複雑な形で工事に手間がかかるような住宅ほど工事費用がかさんでしまいます。

坪単価をおさえたい、あまりお金をかけたくない、でもせっかく家を建てるのなら、なるべく希望をかなえたいという方は、建築のプロである工務店や住宅メーカーにぜひ相談してみてください。

まとめ

住宅会社や工務店を検討する際によく耳にする『坪単価』について説明をしてきました。

住宅の面積あたりの価格を表す指標としてメジャーではありますが、建物本体価格以外は含まれていないなどといった注意点も存在することをお伝えしました。

あくまで家づくりの参考の1つとしてとらえて頂けたらと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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いえすたいる編集部

のぶりん

鉄道・飛行機・旅行の大好きな「のぶりん」です! 住宅の省エネや申請等に携わっています! 工務店の魅力を広くお伝えできるよう日々頑張ってまいります!

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