2020.10.16
【ZEH基準とは?】快適な省エネ住宅(高気密・高断熱住宅)を知る、おすすめ記事5選
2025年度までに住宅の省エネ基準適合義務化が決まりました。
法改正含め、省エネ補助金や各種税制優遇等によって徐々に普及しつつある『高気密・高断熱住宅』。
高気密・高断熱住宅とはいったいどのようなものか、どんな特徴やメリット、注意すべき点があるのか。そこで今回は、高気密・高断熱住宅に関するおすすめ記事を5つご紹介いたします。
ZEH(ゼロ・エネルギー住宅)で快適な暮らしと光熱費削減を
最近よく耳にするようになった『ZEH(ゼッチ)』ですが、どのようなものかご存じでしょうか。
高断熱化はもちろん、太陽光パネルを設置することによって、年間の一次エネルギー消費量(冷暖房・給湯・換気・照明など)をゼロにする住宅をZEH(ゼロエネルギー住宅)といいます。
光熱費削減や快適性向上、補助金の対象等様々なメリットがあります。
光熱費0を目指すZEH(ゼッチ)にするには?Vol.1~メリット・デメリットをわかりやすく解説~
地震にも強く長持ちする、長期優良住宅とは?
次に紹介するのは、『長期優良住宅』のコラムです。
省エネ性能はもちろんのこと、耐震性や維持管理、劣化対策、バリアフリーなど多くの基準をクリアする必要があるのが大きな特色です。
長い期間を安全かつ快適に暮らすことのできる住宅ではありますが、5年や10年といった周期での定期点検があったり、メンテナンスによる費用もかかるため、前もって1つ1つ理解しておく必要があります。
認定実績が累計120万戸突破!ますます注目される『長期優良住宅』とは
『フラット35』住宅を高断熱化することで、金利引き下げ期間が延長?
フラット35は、最大35年間固定金利などの特色がある住宅ローンですが、中では、住宅の性能や条件によって金利引下げがされるタイプのものもあります。
他の住宅ローンと異なる部分も多いため、メリット・デメリットを踏まえて将来に向けて考えてみてはいかがでしょうか。
住宅ローンでおなじみの「フラット35」 メリット・デメリットを解説します!
高断熱化も大事だけど、気密性も大事
次に紹介するのは、『気密』に関するコラム記事です。
高断熱化することで快適性は向上しますが、すき間が多いとそこから熱が逃げてしまいます。
どれだけすき間がないかというのを『気密性』と呼び、気密性が高ければ高いほど断熱化のメリットを大いに受けることが出来ます。
気密測定といった、『気密性』を数字で測定するものもありますので、その記事につきましても、もしよろしければご覧ください。
快適な住空間で暮らすには?住宅の気密についてやさしく解説
気密測定の費用はどのくらい?測定の依頼先とタイミングを解説
住宅の省エネ性能を星の数で表示させる『BELS』とは?
最後に紹介するのは、住宅の省エネ性能を★の数で表示させる『BELS(ベルス)』という認定制度です。
断熱材やサッシによる省エネ性能はUA値という数値で表されますが、給湯器や換気といった設備の省エネも非常に重要で、こちらは『一次エネルギー消費量』といったもので表されます。
どれだけ消費量を削減できたかのパーセンテージによって、★の数が変わる仕組みとなっています。
※下の画像は、BELSに使われる『一次エネルギー消費量』を光熱費に換算したものであり、どれだけ省エネによって光熱費削減が出来ているかが一目瞭然です。
(日本ERI株式会社 住まいの燃費通信簿 より)
【2024年版・茨城】BELSとは何かご存知ですか? ZEHとの違いや、星の数による省エネ表示など、丁寧に解説します!
まとめ
このコラムでは、ZEHや気密、BELSといった、高気密・高断熱住宅に関連した5記事をご紹介しました。
省エネ性能や気密といったものは、なかなか目に見えにくいものではありますが、光熱費削減や補助金制度、税制優遇など、メリットもたくさんあります。
家づくりを検討する際に、性能についても考えて頂けたら幸いです。
お読みくださいまして、ありがとうございました。
いえすたいる編集部
のぶりん
鉄道・飛行機・旅行の大好きな「のぶりん」です! 住宅の省エネや申請等に携わっています! 工務店の魅力を広くお伝えできるよう日々頑張ってまいります!