※この記事の内容は2022年12月14日時点でのものとなっております。

　補助金事務局開設後、内容が変わる可能性がございます。

※こどもみらい住宅支援事業（補助金）について知りたい方は、こちらよりご確認下さい。

基本的な部分は『こどもみらい住宅支援事業』と共通しており、続編といえるでしょう。

■建築主とその家族が、次のいずれかに該当する必要があります。

• 子育て世帯：R4年4月1日時点　18歳未満のお子さまを有する世帯
• 若者夫婦世帯：R4年4月1日時点　ご夫婦のいずれかが39歳以下である世帯

■補助金額等も、ほぼ共通化されています。

• 補助金額　新築 100万円/戸
• 省エネ性能要件　『ZEH水準』　UA値0.60以下に適合し（水戸市の場合）、太陽光発電等の再生可能エネルギーを含めない一次エネルギー消費量削減率が20%以上を満たす証明書があること

　わかりづらい、ZEH、ZEH水準、太陽光については、この後詳しくお伝えします。

2022年12月16日、上記の表のように、当補助金閣議決定時点の『契約日』『着工日』が緩和され、補助金取得に救済措置が入る形となりました。閣議決定内容時点では泣き寝入りしていたような物件も、今回の緩和措置によって補助金取得できる可能性が増えたのではないでしょうか。

補助金申請の際、次の6つの中から１つ証明書を提出する必要があります。

各認定のメリットや注意点もありますので、予め知っておくことをおすすめします。

名前の通り、『長期にわたって良好に暮らせる住宅』を示します。

ベースとなる省エネ性能に加え、耐震性や維持管理、劣化対策など、様々な基準を満たす必要があります。

税制優遇などもあります。　詳しくは次のコラムをご覧下さい。

BELS評価書にて「ZEHマーク」が記載されたもののみ、こどもエコすまい補助金の対象となります。

長期優良住宅などの認定住宅とは違い、着工していても取得が可能です。

詳しくはこの下でお伝えします。

長期間固定金利でおなじみの『フラット35』の、一定期間金利引き下げなどの優遇のある『S-金利A』もしくは『ZEH』に該当する場合、そちらの証明書を補助金申請に提出することができます。

ZEHとは、本来太陽光発電設備を載せて一次エネルギー消費量を0以下にするという定義がされていましたが、

国が新たに定義した、太陽光を含めない基準達成を確認する『ZEH水準』は、ZEHでもZEHの水準でもありませんので注意が必要です。

従って、お伝えした証明書のうち、BELS評価書でZEHマークを取得（本当のZEH）、或いは認定低炭素の認定書取得、フラット35S（ZEH）証明書取得以外は、太陽光発電設備設置は不要です。

こちら以外にも、太陽光や浄化槽等、様々な補助金があります。

補助金を併用していいもの、併用してはいけないものがありますので、その考え方について簡単にお伝えしたいと思います。

国費が充当されているものについては、基本的には併用ができません。

補助対象が重複しない場合（浄化槽等）については、それぞれの窓口へ確認してみると良いでしょう。

住まいの復興給付金や、外構部の木質化対策支援事業は併用可能となっています。

他の省エネ補助金（グリーン化事業、環境省ZEH等）は併用ができません。

住宅が出来てから、新しい住所の住民票などを提出する『完了報告』があります。

手続きとしてはそこまで大変なものではないですが、忘れたまま期限を超えてしまうと補助金返還となりますので、注意が必要です。